初めての一人暮らしだと意外と電気代が高いことに驚きますよね。この記事では、大学生ならではのズルい節電術を紹介します
大学生の一人暮らしは楽しいことだらけ。
ビバ!モラトリアム!
でも楽しい反面、毎月の生活費にあっぷあっぷすることもありますよね。特に電気代は生活に重くのしかかってきますよね。
この記事では、大学生の一人暮らしにフォーカスして、ちょっとだけズルい電気代の節約方法を紹介します。
大学生にしか使えない特権をフル活用して、電気代を抑えていきましょう。
一人暮らしって意外と電気代高い
でも大学生なら安く抑えられるかも
何ソレ気になる!
ズルい大学生だけ見てってね
大学生一人暮らしの電気代の現状
一人暮らしの電気代の平均
総務省の「2023年度 家計調査 単身世帯」によれば単身者の月々の電気代は5,127円(34歳以下)です。めっちゃ高い。
- 単身世帯:6,726円
- 34歳以下:5,127円
- 2人世帯:10,940円
- 3人世帯:12,811円
- 4人世帯:13,532円
- 5人世帯:14,373円
- 6人以上世帯:18,941円
大学生以外も含めた単身者ですし、あくまでも平均のため、大学生の場合はだいたい3,000~6,000円と考えましょう。
とはいえ、電気代は地域や季節、使用状況によって変わってきます。エアコンをよく使う夏や冬は、さらに電気代が増えやすいです。エアコンをがんがん付けっぱなしにしてると、8,000円を超えることも……!
電気代メチャ高い。。。
こんなに電気代がかかってる原因をつきとめよう
電気代が高くなる原因
電気代が高くなる原因はいくつかありますが、主な原因として以下の項目が挙げられます。
- 日々の自炊(電子レンジ、炊飯器、冷蔵庫)
- 洗濯(洗濯機、乾燥機)
- 照明
- エアコン(暖房、冷房)
エアコン、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジなどの家電は、かな〜り電力を消費します。特にエアコンは、夏や冬に頻繁に使用されるため、高い電気代の最大要因です。
これらの家電をなるべく使わないようにするだけで、毎月の電気代を安く済ませることができます。
家電を使わずに生活なんてできるの?
大学生なら無理じゃない!
これが大学生流!電気代節約術
大学生の一人暮らしでも、少しの工夫で電気代を節約することができます。ここでは、具体的な節約術をいくつか紹介します。
自炊はせずに学食を使う
学食は電気代0円!
電子レンジ!電気ケトル!冷蔵庫!
自炊は電気をたくさん使いまくります。
では、いっそのこと自炊をやめてしまいましょう。
大学生の味方・学食は安くおいしいご飯が食べられる楽園です。自炊はせずに学食で食べてしまうようにするだけで、電気代の節約になります。
毎食すべて学食で購入しなくても、スーパーの格安弁当を学食のレンジで温めたり、カップ麺のお湯を学食で調達するのも賢いですね。
学食に住むつもりで活用しまくりましょう。
洗濯は週末にまとめて回す
洗濯回数を減らそう
洗濯機を使う際は、できるだけまとめて洗うようにしましょう。
毎日こまめに回すよりも、一度に大量の洗濯物を処理する方が電力効率が良くなります。なんなら洗濯は週1で完結するようになれば大成功です。
ちょっとしたコツで洗濯物を減らせば、洗濯回数を減らすこともできます。
- バスタオルではなくハンドタオルを使う
- 下着類以外は毎回洗濯しなくていい
- リセッシュ等除菌消臭スプレーを活用する
洗濯の回数を減らすことで、電気代を節約できるほか、服の寿命も延ばすことができるので一石二鳥ですね。
日中は大学で過ごす
日中のエアコン利用を減らすには?
エアコンがあるところに行こう!
大学の素晴らしいところは、土日も解放していることですよね。日中の電力使用を抑えるために、できるだけ大学で過ごす時間を増やしましょう。
一日のうち最も電気代を使うのはエアコンです。
大学にはエアコンや暖房が完備されています。暑い日も寒い日も、大学なら悠々自適に過ごすことができます。大学構内だけじゃなく、食堂や図書館、学生ラウンジもいいですよね。しかもこれらは無料で居座ることができます(超重要)
大学生の特権をフル活用しましょう。
夜は友人宅で過ごす
夜更かしするなら友人宅へ!
夜更かしは節電の大敵です。照明やエアコンを使い過ぎてしまいますよね。
とはいえ大学生は夜更かしをする生き物!(当社調べ)
そんな夜は友人の家で過ごすことも一つの手です。
特に週末など、友人の家で過ごすことで、自宅の電気を使わずに済みます。
ただし、頻繁に入り浸るのは現実的ではないですよね。そんなときは複数人の友人宅を日毎にローテーションするのをおすすめします。
これで節電は完ペキだね!
う、うーん。。。
ちょっと現実的じゃないかも?
あー……やっぱり?
だったら「新電力」を使ってみては?
ここまで大学生ならではの節電方法を紹介してきました。
- 自炊はせずに学食を使う
- 洗濯は週末にまとめて回す
- 日中は大学で過ごす
- 夜は友人宅で過ごす
これらの方法は一時的には効果があるかもしれませんが、現実的には続けるのが難しいですよね。そこで、使い方を変えずに電気代を安くする方法を紹介します。
使い方を変えずに電気代を安くするたった1つの方法〜新電力〜
電気代を節約するために生活スタイルをガラッと変えるのは難しいですよね。
そこで、オススメなのが新電力への切り替えです。
契約プランを変えることで、電気の使い方を変えなくても節約することができます。
新電力とは
ザックリ言えば、電気代の支払い先を変えるのが新電力だよ
新電力とは、電力の小売り自由化によって登場した、新しい電力契約のことです。
よくauでんきとか楽天でんきとか聞いたことありますよね。あれです。
要するに大手電力会社(東京電力や関西電力など)以外の電力会社に変えることで、より安く電気を使えたり、特典が受けられるというものです。
新電力のメリット・デメリット
気になるのは新電力のメリットやデメリットですよね。簡単にメリット・デメリットを紹介します。
- 安く電気を利用できる
- 特典を受けられることもある
- 環境に配慮した電気を使えることもある
- 現金支払いができないことが多い
- 料金が高くなる電力会社もある
- 解約時に違約金がかかることもある
メリット・デメリットを見ると分かりますが、きちんと電力会社を選べばメリットだらけです。
本当に大丈夫?新電力のよくある心配事を解決
メリットやデメリットはわかったけど、まだちょっと心配
心配事を1つずつ潰していこう
いざ新電力を切り替えようとしても、初めてのことなら心配ですよね。そこで、勝手に自分で電力会社を変えていいのか?などの疑問に回答していきます。
- 勝手に電力会社を変えてもいいの?
- これまでの電力会社に連絡は必要?
- 切り替え時に停電はしない?
- 電気の質が悪くなる?
- 申し込みに必要なものは?
【疑問1】勝手に電力会社を変えてもいいの?
電力会社を変えるなら、大家さんや両親に許可取らなきゃいけないのかな
契約名義がアナタなら問題なし
自分名義の電力契約であれば、アパートの大家さんや実家の両親にいちいち許可を取る必要がありません。
自分ひとりで契約手続きを行えます。わりと簡単。
ただ注意点として、学生寮や下宿に入っている人は新電力に申し込みできない場合がほとんどです。寮や下宿では、管理者が契約者となっている可能性があります。念のため、寮や下宿の管理者に確認してみましょう。
結論:自分名義なら問題なし
【疑問2】これまでの電力会社に連絡は必要?
現契約に解約の連絡は必要ないよ
これまで利用していた電力会社に連絡は不要です。
切り替え手続きは全て、切り替え先の新電力会社がしてくれます。そのため、切り替え手続き=現契約の解約手続き なんです。
結論:電力会社への解約連絡は不要
【疑問3】切り替え時に停電はしない?
心配なのが停電しないかどうか。一瞬でも停電すると止まってしまう機器があればなおのこと。
でも安心してください。切り替え時に停電することは100%ありません。というのも新電力は電力の3つの部門のうちの小売部門しか扱っていません。
- 発電部門
- 送配電部門
- 小売部門 ←コレ
つまり発電や送配電は従来の電力会社のままです。
切り替えに際して工事なども入らないため、停電するということはないんです。
結論:切り替えで停電はしない
【疑問4】電気の質が悪くなる?
新電力だから停電しやすい、みたいなことは絶対無いよ
上でも説明しましたが、新電力は電力の小売部門しか扱っていません。
そのため発電や送電を担当する電力会社は従来と同じですので、電気の質みたいなものも同じままです。
同様に「新電力に変えたら停電しやすくなった!」ということもないのでご安心ください。
結論:電気の質は変わらない
【疑問5】申し込みに必要なものは?
Web明細さえあればいいよ
新電力申し込みに必要なものは以下の通り。
- 契約名義
- お客様番号
- 供給地点特定番号
- 契約容量(アンペア数)
なんじゃそりゃって感じですけど、全て電力明細書やWebマイページの契約情報に記載されている内容です。
要するにマイページさえ見られるなら問題なし!
ちなみに新電力会社によっては決済方法をクレジットカードのみとしている会社もあるため、クレカを持っていない人はこの機会に作ってしまうのもいいですね。
結論:契約情報がわかるものがあればOK
おすすめ新電力
新電力の選び方には様々なポイントがありますが、ここでは特に大学生の一人暮らしにおすすめの新電力会社をいくつか紹介します。
Looopでんき
電力会社 | Looopでんき |
---|---|
プラン | スマートタイムONE |
基本料金 | 0円 |
従量料金 | 1kWhあたり:14.87円 + 電源料金 |
燃料費調整額 | 無し |
ガスセット割 | 有 |
解約金 | 無し |
特典 | 無し |
公式サイト | 公式サイト |
一人暮らしって、電気代のうち基本料金の占める割合が大きいんですよね。
けどLooopでんきは基本料金が0円!
まさに一人暮らしにオススメの新電力です。
CDエナジーダイレクト
電力会社 | CDエナジーダイレクト | ||
---|---|---|---|
プラン | シングルでんき | ベーシックでんき | ファミリーでんき |
基本料金 | 10Aあたり295.24円 | 10Aあたり276.90円 | 10Aあたり276.90円 |
従量料金 | 0~120kWh:30.00円 121~300kWh:36.60円 301kWh~:40.69円 | 0~120kWh:29.90円 121~300kWh:35.59円 301kWh~:36.50円 | 300kWhまで定額:10,085.20円 301kWh~:35.59円 |
燃料費調整額 | 有 | ||
ガスセット割 | 有 | ||
解約金 | 無し | ||
特典 | ①毎月100円引き ②電気料金100円につきカテエネポイントが1ポイント貯まる | 電気料金100円につきカテエネポイントが1ポイント | |
公式サイト | 公式サイト |
CDエナジーダイレクトは単身者向けのシングルプランもある新電力。注意点としては、関東エリアの人しか申し込めないのと、使用量が多くなるとむしろ割高になってしまう点ですね。通年の使用量を把握している人にオススメです。
オクトパスエナジー
プランとしては安いのですが、燃料費調整単価(発電燃料の負担費用)が大手の電力会社よりも高いこともあるので注意しましょう。
各地域ごとの金額乖離まとめ
電力エリア | 金額乖離 |
---|---|
北海道 | +9.35円 |
東北 | +11.73円 |
東京 | +10.72円 |
中部 | 0.00円 |
北陸 | +10.23円 |
関西 | 0.00円 |
中国 | +11.44円 |
四国 | +9.90円 |
九州 | 0.08円 |
1人暮らし大学生ならLooopでんきがオススメ
1番のおすすめはLooopでんきだね
Looopでんきのココがスゴい!
- 基本料金0円
- 燃料費調整単価も0円
- 解約違約金も0円
- 電力料金は最安値クラス
- 時間帯に合わせて賢く電気を使える
大学生や一人暮らしはもちろん、ファミリーでもお得に使えちゃいます。
ぶっちゃけ、ここ選んでおけば間違いないよ、という新電力の代表例ですね。
かくいう私もLooopでんきユーザーです
基本料金が0円だから使わない月もお得
まず素晴らしいのが、基本料金が0円ってこと!
本来、電気を使わなくても、電力契約するなら必ず払うことになるのが基本料金。
でもLooopでんきは、電気をあまり使わない月でも、めっちゃ使う月でも基本料金がかかりません。ず~〜〜っと0円。
一人暮らしは電気料金のうち基本料金が占める割合が多いもの。だから基本料金0円の恩恵が大きくておトクなんです。
電気料金は最安値クラス
基本料金が無料なだけあって、電気代は新電力のなかでも最安値クラス。
たとえば実際のLooopでんきの料金明細を見てみましょう。
同年同月の東京電力スタンダードSプランと比較すると、453円も安いことがわかります。
- Looopでんき : 5,036円
- 東京電力 : 5,489円
⇒ 差453円 約8.25%安!
仮に毎月500円ずつ安くなる場合、年間だと6,000円安、大学4年間で24,000円安です。
もちろん上記はあまり電気を使わないケースなので、使用量やアンペア数が大きければ、より削減額は大きくなります。
アンペア数 使用量 | Looopでんき | 東京電力 | 差額 | 年間 |
---|---|---|---|---|
30A 250kWh | 6,732円 | 7,290円 | 558円 | 6,696円 |
30A 300kWh | 8,079円 | 8,720円 | 641円 | 7,692円 |
40A 350kWh | 9,425円 | 10,666円 | 1,241円 | 14,892円 |
50A 400kWh | 10,772円 | 12,611円 | 1,839円 | 22,068円 |
めっちゃ安い!
電気の使い方を変えなくてもこれだけ安くなるのはスゴいですよね。
事務手数料・解約違約金0円
大学生の新電力選びで1番大事なポイントは、解約違約金が無いことです。
たとえば3年ごとに自動更新されてしまう新電力だと、卒業のタイミング(4年)で解約すると違約金が発生してしまいます。
ムダ金は払いたくないですよね。
しかも実際、違約金が設定されている新電力は電気料金自体も高いことが多いのです。
その点、Looopでんきは事務手数料も解約違約金もありません。もちろん契約期間の縛りも無いため、好きなタイミングで解約することもできます。
結論:Looopでんきにすればラクして電気代を節約できる
まとめ
大学生の一人暮らしで電気代の節約は死活問題。1円だって安くしたいのが本音です。
大学生ならではの特権(学食、図書館、悪友…)をフル活用するのもいいですが、無理な節電は疲れます。身体も。心も。
ラクをして電気代を浮かせるなら、新電力への切り替えがオススメです。特にLooopでんきは、基本料金が0円なので、一人暮らしの大学生にとって最適です。
無理なく電気代を節約して、自分のためにお金を使いましょう。